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崇越安永生技FOODEX JAPAN 2019に出展 スズキエキス、タマカイ海外輸出拡大狙う

日本市場開拓を積極的に進めるため、台湾の崇越集団(トプコグループ)が出資する安永生物科技(安永生技)は今年、農業委員会(農林水産省)代表団に招かれ、アジア最大級の国際食品飲料展示会「FOODEX JAPAN2019東京国際食品展」に参加いたしました。安永生技の水産物を日本上陸目指す狙いです。

    日本は台湾の農産物輸出にとって二番目に大きい市場で、2018年の日本向け輸出金額は9.2億米ドルと、前年比6%の増加となりました。農業委員会は15社の食品業者及び農産物関連団体を組織して、台湾の味と良さを知ってもらうため、「グローバルGAP 認証」、「HACCP」、「ISO認証」、「ASC認証」、TAPマーク(台湾生産履歴)、CAS(台湾優良農産物)取得の商品を来場者に対し、試食品の提供も行う予定です。農業委員会の陳副主任委員は、「今年の目標は前年比10%増」と意気込みを語りました。

   当社はCAS(Cells Alive System)冷凍技術を紹介するほか、タマカイ、サバヒー、バラマンディ等の主な養殖魚をはじめ、スズキエキス、スズキ出汁、薬膳料理、魚のふりかけ、鍋料理にも合う魚のすり身の加工食品等、防腐剤や人工添加物を一切使わない安心な商品を展示いたします。またグループ郭会長は「在日華僑や台湾の留学生たちはポピュラーなサバヒー、馴染みのある食べ物を日本でも手に入れるなら、身近に故郷が感じられるに違いない。それに“モンドセレクション2018”から唯一の台湾受賞で優秀品質金賞を取ったスズキエキスは、私自身毎日欠かさず飲んでいる、体力や顔色が良いとよく言われる。スズキは手術後の養生や出産後の栄養補給に最適。安永の店舗で購入して海外に持っていくお客さんが多い」と話しました。

   2013年から株式会社アビーのCASを使い、台湾で一番に差別化した水産物の世界販売戦略に乗り出しました。もともと医療分野で開発された技術をさらに水産物冷凍の応用分野にも広がりを見せています。急速冷凍装置にCASを組み合わせて凍結すると、食材の鮮度、食感、旨味、色味などを保持し、再現することができます。なお、2018年10月に高雄市弥陀区に建設していたアジア最大級の水産加工工場が完成いたしました。自動化ラインや大型CAS低温-25度と超低温-50度の保管倉庫構築し、食品安全規格としてFSSC22000、HALAL、HACCPの認証を併せて取得することで管理面の強化を図り、安心安全な食材を提供しています。

❖FOODEX JAPAN 2019(第44回国際食品・飲料展)

◎会期:2019年 3月5日(火)〜8日(金)10:00〜17:00(最終日は16:30まで)

◎会場:幕張メッセ

◎所在地:千葉県千葉市美浜区中瀬2-1 ◎ブース番号:4A10-051「4ホール台湾パビリオン」

◎展示内容:CAS冷凍商品(タマカイ、バラマンディ、サバヒー、スズキ)、魚のすり身、スズキエキス等