崇越グループ（5434）傘下の「安永バイオテクノロジー」は 2024年3月5日から8日まで東京ビッグサイトで開催されるアジア最大の食品展—FOODEX JAPANにて出展します。今回 展示する主力商品としてCAS（Cells Alive System）セルアライブシステム冷凍技術を用いた冷凍タマカイ、バラマンディ、ドラゴンタイガーグルーパー及び生食用スギなどの台湾現地の養殖魚、および人気商品の「安永スズキエキス-健康御品」をPRします。そのほか、業界で唯一CAS凍結技術を使用しており、冷凍保存が可能な餅商品シリーズ（大根餅、カボチャ餅、トリュフ餅、海鮮餅）などの無添加の美味しい調理食品も紹介します。
FOODEX JAPANはアジア最大規模の食品および飲料展で、「ケルンの世界食品見本市（ANUGA）」と「パリの食品見本市（SIAL）」と共に 世界三大食品展となっています。安永バイオテクノロジーは、台湾で初めて日本のABI株式会社の『CASセルアライブシステムCells Alive System』を導入した業者で、CAS技術は魚介類の水分と鮮度を完璧に保存し、さらに低温熟成効果もあるため、解凍後の魚肉の食感はとれたてよりもさらに美味しくなっています。安永バイオテクノロジーでは、スマート養殖モデルに加え、CAS技術を採用した半導体レベルの水産加工工場により、ワンストップの食品サプライチェーンを構築することで食の安全を守っています。
世界市場を視野に入れ、安永バイオテクノロジーが2018年10月に高雄に建設した「安永テクノロジー弥陀工場」は、半導体レベルの水産加工工場と称されています。世界トップ3、アジア初の大型CAS低温冷凍保管庫を持つだけでなく、生産ラインはISO22000、HACCPなどの国際認証を獲得しており、完備された食品安全評価監督審査システムを取り入れ、さらに微生物実験室、検査分析実験室、自動化生産ラインを設け、仕入れ先から生産プロセス及び物流配送まで厳格な管理を行っています。
安永バイオテクノロジーの人気商品である「安永スズキエキス-健康御品」は日本、ベルギーなど世界金賞を受賞しました。精密加圧抽出技術「AY-FPP」によりスズキの栄養成分を抽出し、1袋あたりタンパク質5,000mg及び分岐鎖アミノ酸（BCAA）434mgを含有し、産前・産後の栄養補給に、病後の患者様にとっても重要な栄養補給源となります。スズキエキスは黄金比率で魚肉、骨、うろこなど「魚を丸ごと利用」した機能性食品です。
安永スズキエキスは運動後の疲労感を有効に軽減することが動物実験で証明されており、台湾政府の健字号認証を取得しています。関連する研究成果は国際学術誌『Frontiers in Physiology』に掲載され、学術界から絶大なる支持を得ています。スズキエキスの抽出過程で得られる魚の残渣副産物を利用し、スズキペプチドを製造するペプチド製造技術（AY-EE）とペットフードを製造するペットフード配合技術（AY-PFF）の開発ができました。これら3つの技術により、魚丸ごとの利用率が41%から82%に向上しました。その先進的な抽出技術は日本とアメリカの発明展で金賞を受賞しました。また、「安永スズキエキス-健康御品」は、台湾初の「カーボンラベル」を取得した魚エキス製品であり、「グリーン消費」を生活の一部にし、持続可能な経営理念を実現する一環となっています。
今回展示する餅商品シリーズも安永グループの目玉商品の一つです。2022年に台湾で「銀髪友善賞」と「新味食潮賞」を受賞した安永カボチャ餅と大根餅は業界で唯一CAS凍結技術を使用した商品です。そのうち、大根餅の野菜含有量が45％に達し、原材料の本来の風味が味わえます。2023年に「新味食潮賞」を受賞した「海鮮餅」は、厳選された台湾産のバラマンディーを使用しており、魚肉が味わえる餅です またCAS凍結技術による瞬間冷凍で食材の質をそのままキープし、加工デンプンや凍結防止剤を加えず、解凍、加熱後の餅はまるでできたてのような食感を実感できます。
安永バイオテクノロジーは同時に市場のニーズに合わせたカスタマイズを強調しており、今回の食品展の出品項目においても、異なる加工形態の商品を披露しています。現代の飲食トレンドに合わせたカスタマイズ規格や便利なパッケージにより、市場のニーズをキャッチしています。養殖業者や漁師と協力し、スマート養殖モデルによって、 AI、IoT、ビッグデータを応用して漁獲量を増やし、台湾の養殖漁業の付加価値の向上、高度化を促進しています。世界のバイヤーにMIT（Made in Taiwan）の素晴らしさを伝え、台湾の漁産業の高品質ブランドイメージを示し、国際市場の機会を開拓していきたいと思います。
